改めて御礼申し上げます。
という、挨拶文テンプレートを貼り付けたような上記出だし…。台詞もそうだが言葉も氷山の一角で、その後ろには膨大な思いと可能性が広がっていると思う。でも抽出するとどうしても似通った文章になってしまうが(おそらく文才がない)、ありがとうの思いは本当です。
ちょっと今とても寒いところにいるのだが、千秋楽の日曜日はまるで春のような陽気で、季節が逆戻りしているような感覚にとらわれています。
窓外は大雪。
『諜報員』きっと様々な感想があるのだろうなと思っています。
自分にとっての最初の演劇体験は80〜90年代の小劇場ブームの頃のもので、もちろんリアタイではなくビデオで観たのだが、ものすごく驚いたものだ。内容は難解かつ早口で何を言ってるのかよく分からないにも関わらず、笑えてかっこよくて楽しくて、自分が何で感動してるのかよく分からなかった。そもそも感動と言えるかどうか、少なくとも今まで味わったことのない感覚で、後に劇場で生で観た時は、その観客の多さと大音響と盛り上がりに余計びっくらこいたものだった。
皮膚的なショックっていうのかな。絵とか彫刻を観てまれに目が離せなくなるものに出会うような。演劇作品に合理性は大事。でも極端に理詰めにならず、提供する時も受け取る時も、そういう感覚を失わないようにしたいところです。
明日20(水)
ツイキャスを。21時くらいから始めたいと思います。
よろしければ是非お付き合い下さい。
→https://twitcasting.tv/c:yutaka79
ではでは。
よい一日でした。
苦しくしんどく、それでもやっぱり楽しく、何年やってても未だ不安で、にも関わらず妙な自信があったりして。達成ともちろん、もちろん反省も。気持ちが上に下に左に右に、いろいろが全部あった一日でした。隣のシアターウエストも初日で知り合いも多く、お互いの本番前にいろいろダベれたのもよかったな。
遠方に住んでる関係で夜の終演後の行動がめちゃくちゃになっておりまして、ある時は車で劇場入りして高速道路をぶっぱなして帰ってみたり、周辺に宿泊してみたり、特急電車で帰ってみたり。今日は頂いたたくさんのプレゼントを抱えて高速バスに揺られています。時期的なのか混んでるぞ!小さくなって相席させてもらっている。なかなかロビーに出れなくてすみませんでした。
頂きものほんとうにありがとう。
お手紙もね。
それでは
御礼までに。
『あれ』は20日の祝日に。
ぽんちゃん、効いてるよトローチ。
]]>皆様へご感謝申し上げます。
差し入れなどもたくさん頂きまして、楽屋前の狭いテーブルは常に一杯です。どれもたいへんに美味しく、男キャストが多いと減るのも早い。甘いものに群がるおじさんたちの図。そろそろ数値的なものも気になるお年頃なはずです。
今日は雨が降っている。しかも結構な本降りだ。
中盤のシーンについて考えていたり。派手な場面ではないし何か問題がある訳でもないのだが、ちょっと気になったことがあって。とても些細な事だ。ただ、最終的に芝居を頭から終わりまで通せたのが本番前1週間を切っていたので、昨日今日のように少し立ち止まって時間を置くと、その部分に限らずやはり見えてくるものもあるのかな、と。
それではまた明日より、
池袋でお待ちしております。
チケットのご予約はこちら→
https://www.quartet-online.net/ticket/chohoin?m=0adbafj
『あれ』は終わってからの方がいいかなと思っています。公演翌週にちょうど祝日があるので、少し時間を空けてそこにしようかなと。またご案内させて頂きますのでその際は是非。
『あれ』→
https://twitcasting.tv/c:yutaka79
※追記
客席状況です。
13日ちょうどよい
14日昼余裕あり
14日夜とても余裕あり
15日とても余裕あり
16日昼余裕あり
16日夜とても余裕あり
17日余裕あり
※3月15日追記
連日お疲れさまです。
皆様ありがとうございます。
ぽんちゃんいろいろありがとう。
]]>池袋の東京芸術劇場シアターイーストにて
3月7日から17日まで。
先行予約等すでにご予約下さった皆様ありがとうございます。これからの方、あるいは追加の方は下記フォームよりご予約頂けます。是非ご検討下さいませ。
https://www.quartet-online.net/ticket/chohoin?m=0adbafj
初めてタイトルを聞いた時ね、「チョウホウって何だったっけか」と思ってしまった。なので(なのでと言うこともないのだが)、ゾルゲとか太平洋戦争開戦直前の日本とかその辺りの歴史的背景に詳しい方にも、あるいはほとんど興味すらなかった方にも、同様に楽しんで頂けるものになるとよいなと思っております。
月曜からスタジオに場所を移して稽古をしておりますが、通し稽古がまだ行われていないので全体の時間尺は未だ不明です。わかり次第この記事に追記しますのでしばらくお待ち下さい。明日明後日にはたぶん。
いつものやつはいつも通りやる予定です。
また追って告知致します。その際はよろしくお付き合い下さいませ。
うちの劇団の台本は手書きなのだが冒頭いきなり、
先生…
それでは
池袋は芸劇にて皆様のご来場お待ちしております。
※3月1日追記
昨日今日で前半後半と分割して通したところ合わせて128分となっております。変わってくるとは思いますが。
※3月2日追記
今日の通しで123分でした。
劇場入ってまた変わるかと思います。
※3月6日追記
劇場での通しで本編120分ちょうど。
前説を含めると125分程度かと思われます。
※3月7日追記
本日午後ゲネプロ夜初日となります。
日曜日までの客席状況は、
7日とても余裕あり
8日とても余裕あり
9日昼余裕あり
9日夜完売
10日余裕あり
となっております。
ちょっと寒いですが、皆様のご来場お待ちしております。
※3月8日追記
東京は雪の舞う朝となっております。
おはようございます。昨日無事初日を終えることが出来まして本日夜一本です。こちらからのチケット予約もありがとうございます。嬉しいものです。
ご来場お待ちしております。
]]>2015年夏に放映されたフジ系昼の連ドラ
15、16、とんで19話に
落語家の永楽亭来栖役でゲスト主演。
東京下町の喫茶店が舞台、そこの女主人が様々なトラブルを抱えたゲスト達の問題を解決してゆくストーリー。来栖は2代目のボンボン落語家で、才覚はあれど人前に出ると緊張して落語が出来なくなるという、それ自体落語的な設定の役。これはおそらく配信等どこでも観ることはできない。テレビ局に眠っているはずだ。うーん、これ以前と以降でやはり何かが変わった気がする。それにしてももうあれから10年近くが経つのか。
ただ、これ一度断ろうとしたことがあって。2時間サスペンスの撮影で確か戸塚だったと思うが、終わってサイゼリヤで休憩してた時にマネージャーに。「断るっていう選択肢はありません。これほどのよい役を手放す俳優は見たことがありません。」とのことで。無理だと思ってたんだなたぶん。
この年の春ぐらいからサスペンス出演が続いたりちょっと状況が以前と違くなっていて、今から思えばはっきり言って大したことはないのだが、当時は結構頭ん中とっちらかっていたのだろうな。この時すでに6月のラーメンの出演も決まっていた。2015年の初めはその四の『夢を与える』で書いたように、映像の仕事と言えば台詞はおろか、まあちょっとでも映っていればラッキー的な認識だったので、ラーメンの話もそうだったけど、さすがにキリコはびっくりしちゃったんだね。
16話、その喫茶店で開かれたささやかなパーティーのシーン。これ、以前計ってみたことがあったのだが、7分間ほぼひとりで喋って芝居を進行させている。来栖くんが頑張って落語を披露しなければならなくなって、そのひとり芝居と前後を合わせて。昼ドラはただでさえ台詞が多いので15話の自身の説明、さらに19話ではさらにもう一本(これはストーリー上途中までだったが)落語的な喋りをしなければならなかった。とにかく喋った喋った。
祖師ヶ谷のTMCスタジオのセットで喫茶店内部を、ロケは谷中周辺。上野付近の廃校にもワンカット撮りに行った。16話の撮影日のスケジュール香盤表、9割に○印がついていたのは後にも先にもこれだけである。主演さんやレギュラー陣はこれ毎日だもんな、さぞかし大変だろうな。撮影に先駆けて衣小合わせ件落語確認及び所作指導というものがあって、その時のことはよく覚えている。TMCの小さな小部屋で監督と共テレのえらーいプロデューサー、担当のPと記録スタッフ、となぜかうちのマネージャーの前で、ひとり語りを披露したのだ。撮影の100倍くらい緊張したものだが、笑いながら見てくれて「おもしれーなー、そのままでいいや」ということになって所作指導を省いてくれた。撮影までまだ2週間あったのだが台詞は入っていた。
と言うか入れたのだ。台本をもらってから1ヶ月以上あったのたが、とにかくその間、何をしてもどこにいてもこの芝居のことしか考えていなかった。ラーメンのリハーサルで湾岸スタジオで稽古してた時も休憩中にやってたし、目黒の蒙古タンメンのロケでもぶつぶつ言ってた気がする。
実際の撮影ではカメラテストを省いてくれて、軽く確認した後、本番一発撮りだった。けど確か一回間違えたんだった。もう一回撮り直して無事OK。スタジオだから4.5台のカメラで一気に狙えるので何度もやる必要がないのだ。ひとり語りの前後はさすがに区切り区切りだったが、あの落語だけはワンテイクの5分強長回し。俺は舞台でもわりと一人で喋るのを担当させて頂くことが多いのだが、多分5分以上というのは経験したことがない。ただ弊害と言うかこれ以降、台詞は早めに入れることが習慣になってしまったようで、それ自体悪いことではないのだが、やり過ぎると喋りが早くなり過ぎることがあってそれは気をつけなければならない。あとセンテンスが短いとゲシュタルト崩壊の原因に。多分台詞は、覚えてはいるけどちょっと抜けてるぐらいのあんばいが多分いちばんいいのだと思う。難しいところだけど。
メインは星護監督、19話だけ星田先生。ダブルスター。お二人とも高名な監督さんなので検索かけるとお顔が拝見できる。「あんた台詞が早いのよ」と星田監督。撮影中ちょいちょい呼ばれてはいろいろ言われたが、何だろう、悪い気持ちがしないのだな。星監督はご自分で絵を描いてシーンのイメージを伝えて下さった。これはよかった。百聞は云々で一気に俯瞰で把握することが出来るのだ。
参考にと落語家さんがやる時そばのDVDを渡されていたが結局見なかったな。何かの真似になってしまうとつまらんよなと思って。だから落語と言うより一人語りよね。本物はどのみち出来ないから。
やっぱりどういう事情があっても、どうしてもどうやっても乗りこえなければならないことってあるんだなと。ちょうど来栖くんのエピソードもそんな感じだった。結局はみんなの前で一本披露出来た訳だから。この仕事を経て(一般的な社会的な意味合いで)はっきり変わったことはなかったけど、この芝居の内容とその取り組みと達成の記憶はきっと自分の中のどこかに眠っているし、消えることはないのだろうなと、そんなようなことを思ってみた。
さて、この先しばらくお休みになります。
もう14回もやってきたのか…。意外にそれぞれ書くことあるし、全然終わらんなと思っているところです。
また、いつか続きでやりたいと思います。
いつになるかわかりませんが次はこれ。
ではでは。
しばらくの間ごきげんよう。
]]>今年は3月にまずひとつ、
と、秋に舞台出演を予定しております。
近づきましたらまたご案内をば。
昨年中は皆様お世話になりました。
本年も何卒お力添え賜りますようお願い申し上げます。
今日は太鼓を観に行った。
格好いいな。
ではでは。
]]>2009年冬に上演された劇団あひるなんちゃらの舞台。
うーん、ほとんど覚えてない…。キャラクターは覚えてるんだけど、どんな内容だったっけかな。これもしかしたら今でもテアトルプラトーで観れるのかもしれない。
客船に乗り合わせた人たちの話で、俺は弟子と一緒に究極のカカオ豆を探す旅に出たパティシエの役だった。弟子役だった尾倉氏は背が高いのだが、俺は先輩なのでなが〜いコック帽、尾倉氏は若手なので短いコック帽を被って並ぶとちょうどふたりが同じ高さになるという…あひる的な発想だなぁ、面白いじゃないかよ(でも結局本番どうだったんだろう帽子、もしかしたらネタだけだったかも)。そう、全体的になんか面白かった記憶があるのだが、どうしてもストーリー展開が思い出せない。こればっかりは台本を読んでみるかと探してみるも見当たらない。残念。
かわりにテーマソングのCDが出てきた。この劇団の楽曲は(たぶん今でもそうだと思うが)オリジナルなのです。関村氏の知り合いのクリエイターさんが創ってくれている。有料配信なんかする時は著作権料かからないので有利だね。
あひるはよく和室で稽古する。本番前にスタジオを借りてベタ稽古とかしないので、小屋入り前日の通し稽古とかも和室でやる。何らかこだわりがあるのかもしれない、特にないのかもしれない。と言うかそもそも「稽古」という言い方をせずに「練習」という。演劇に纏わる大袈裟さを嫌ってのことらしいがちょっと珍しいよな。
「早いんだよなー、おのさん早いんだよー」
理由は特にないのだが、面白がって登場からすごい早足で出てきてせかせかと動き回っていた。関村氏は練習見ながら突っ込む。とにかく突っ込む。黙っていない。
「早いんだよなー、なんでかなー」
ってずっと言ってたのを覚えている。けどやめろとは言われなかった気がする。
しかしどんな話だったんだろ。気になるな。
次回は
長くなりそうだなこれは。
よし、ちょっと真面目に書いてみるか。
ではでは。
]]>2015年秋に放映されたフジの深夜ドラマ。
9話に厩務員の役で出演したのだが、これはもともと別の方がやる予定だった。が、体格の問題でJRAからNGが出たのが撮影2日前、俺に連絡があったのが確か前日だったと思う。ユー明日行ける?的な。マネージャーから台詞部分の台本が写メで来たもんな。ちょっとよく記憶があれだけど、そこそこ修羅場だったのかもしれない。
競馬関係者って事務方は別にして、ふくよかな人はあまりいないそう。しかし前日まで気が付かなかったとは。ロケは馬がいるシーンだったので世田谷の馬事公苑で。馬にブラシをかけつつ主人公の後輩厩務員を慰めるシーン。立ち位置ここでーす、じゃどうぞーつってサクッと始まったのはいいが、どうぞも何も馬の脇に立つのなんて初めてだし、ブラシがけって…。一応こういう風にして下さいとは言われてたものの、案の定テストリハーサル後にJRA職員がすっ飛んできて「全然違います」とのこと。そりゃ違いますよ、正解分かってないもん。そう、JRA職員ひとりじゃなかったな、何故かいっぱいいた。
俳優も例えば時代劇が志望だったりすると、殺陣とか乗馬の心得があったりするので、馬の扱いに慣れてる人もいるのかもしれないが、おれウクレレだからな。馬にウクレレ聞かせてもね。馬の役はやったことあるんだけどな…。もちろん撮影に引っ張り出されるぐらいだから温厚な性格のお馬なのだが、やっぱり怖いですよ。で、後ろ足でちょっと蹴ったりするのね、ほんの軽く。痛くはないのだがこれは馬に遊ばれているということらしい。
おなじみのまつき劇団、これもよく撮って頂いたが、馬のワンショットアップもちゃんとあった気がする。2シーンぐらいの予定だったので2.3時間で帰るつもりだったのだが、せっかくだからもうちょっと出てく?ということでワンシーン増やしてもらって結局夜遅くまで現場にいた。『美智子さま物語』の時もそうだったな。そういう現場はあまりない。というか他ではあり得ない。
多謝。
連ドラのラーメン小泉さんの直後の現場だった。ちなみにこれ、ほんとはラーメンで荻窪おじさん役だったT氏がやるはずだったのだ。確かに馬関係者にはいなさそうだな。強いて言えば馬主っぽいか。後日別の現場で会ったT氏はこの時の話をすると非常にびみょーな感じではあったが、オンエアは観てくれたらしい。
なんかすいませんでした…
次回は
今日はどうりで喫茶店が混んでると思ったら…
メリークリスマス
ではでは。
]]>2014年だったと思う。共テレ製作のNHKBS連ドラ。
第3話にゲスト出演。
面白い役どころだったな。小さなテレビ番組製作会社を舞台に、各話バラエティーやドラマの裏事情を織り込みつつ、ぎりっぎりで頑張るテレビスタッフ達の奮闘記。俺はフリーの2時間ドラマの名物監督とセットで動く態度のデカイ助監督の役。いやーな感じの奴だった。実際にドラマや映画のAD(アシスタントディレクター)さんはバラエティーのADさんと違って権限が大きいので、所謂下っ端のようなイメージは(かなりの若手を除けば)全くない。ということを何しろこの撮影現場そのものが体現しているのでそのあたり面白かったな。このキャラクターはプロデューサーにもタメ口(ドラマなのでかなりの誇張はあるが)で、終盤の2時間にありがちな崖のロケを巡って大揉め。「崖なんか行く必然性ないっすよね」て台詞があったのを覚えている。
2度目のまつき組。2011年の『グラドル裏』で初めてご一緒して以来。そうだ、グラドルのオンエア後に三鷹星のホールで偶然氏に会って、名刺(持ってなかったのでその場で手書きで作って)渡したのだった。当時俺には事務所の事の字もなかった時で、まつき氏から直接電話を頂いた。プロデューサーは当然俺のことなど知らない訳で、プロフィールありません、PC持ってません、自宅にファックスもありませんの奴がよく出演できたものだと思う。プロデューサーに共テレまで呼び出されたもんな。不安だったんだろうな。色々とご迷惑をおかけした。
『グラドル裏』がちょっと特殊だったので、事実上これが初めてのドラマ出演だったように思う。ドライリハーサルの意味分からんかったもんな。ドライいきまーすと言われてエアコンつけるんだと本気で思った。
ずいぶんよい撮り方をして頂いたと思う。ペアの監督役は自由劇場の大先輩、いろんなお話をさせて頂いた。
次回は
呆然。全然読めない。
たぶんあれだ、馬のドラマだ。
ではでは。
演劇ユニットbird's-eye viewの2004年三鷹での公演。
時期はよく覚えていない。
SNSがまだそれほど活発ではなかった時代、検索かけてもあまり出てこないな。このユニットが解散する直前の京都での再演の記事が出てくる。
三鷹の広さを逆手にとった美術で、星のホールの元来のステージ上に客席で囲んだ小さな舞台をつくって、本当の客席との間は暗幕で仕切り、作品の終盤幕が落ちると広い空間にマネキンが点在しているという仕掛けだった、と思う。ちょっと前の日本のラジオさんの三鷹の公演も同じような使い方だったが、客席をそのまま残していたのに対して、girl boyは客席をオールフラットにしてたので広さが際立ったな。パラドックス定数の五人の執事も向きは逆だけどフラットで使っていた。
とにもかくにもオシャレ劇団と言われていた。
若手デザイナーがつくってくれた全員統一衣装に裸足、男性もメイクをしたり香料効果をつかってみたり。
いつものメンバー以外は団体の主宰者に出演してもらうという方針があったようで、これで結構広がったのかな。KAKUTAの桑原さんとかMCRの櫻井氏とか、猫ホテの千葉さんもか。考え方そのものの輸入というか、合同公演やってるようなものだもんな。うまいやり方をしたものである。パラドックス定数にあひる主宰の関村氏をお呼びした時ちょっと似てるなと思ったが、あれは完全に役と氏のパーソナリティーで提案させてもらったものだった。
この団体には台本というものがなかった。ゲームのようなコミュニケーション上のルールを設定してエチュードを繰り返し、それを録画したりしてみんなで本を起こしていた。今もその大量のメモ書きの一部が残っている。当時はやっぱり紙メインだったのだ。稽古後に台本づくりをやるので朝までファミレスにいたこともあったな。やっぱり面白いとこ中心に組み立てるのでだいたいコントみたいになる。そんなんばっかりやってたのでパラドックス定数の劇団化の時、「あんた台本ある芝居とか出来るの?」と真顔で心配されたこともあった。
名前当てのシーンてこの時じゃなかったかなぁ。自分の頭に何らかの固有名詞が書かれた紙を貼られた出演者が、みんなに質問しながら正解を出すっていうやつ。「俺って何々ですか?」という質問から始まる。ルールは質問には誰かが一度だけきちんと答えなければならないということ。早抜けなので当てることが出来ないとオンステージになってしまう。当然他の人には当てられたくないので、質問に対する答えは間違ってはいないもののヒントにならないようなギリギリの意地悪を言うことになる。シーンは時間で切ってたかな。所謂インプロをもっとゲーム、遊びにしたような感じ。俺はあまり得意ではなかったのでボーッとしてた記憶があるが、「やさしさ」って書かれた人がいて大混乱してたのを覚えている。最終的にその人「僕ってもしかして概念ですか?」って訊いてた気がする。よくそこまでたどり着けたものだ。
群舞という山の手事情社さんがやってたシーン転換中のダンスのような動きを真似て、もっとカジュアルにした変な動きダンスみたいなのもやってたな。
いずれにしても20代前半だった。
それほど遠くはないが昔の話であることに間違いはない。
うーん。
特に関係ないが太平洋。
次回は
ではでは。
]]>2019年3月シアター風姿花伝で上演された、
劇団パラドックス定数オーソドックスシリーズの最終公演。
この前年春から劇団で7本の再演、俺はうち5本の出演だったが、客演で2本やっているので、結局1年間で7本の芝居に携わったことになる。その締めくくりということで疲れていた、と言うより感覚とかいろいろもう麻痺してたな。
明解な作品だったと思う。戦争と芸術の話。固有名は出ないものの各役どころもくっきりしていて分かりやすい展開。
迫り来るファシズムの恐怖、自由な行動が取れなくなってゆく不安、焦り、そういうのをたった何人かの人物で、台詞以外のところでも表現出来てたかどうか、かな。言葉にして説明しちゃうのは簡単だからやってる方もつまらんし、かと言って下手にやると何も伝わらないわけで。
新聞記者の役というのがあってこれは浅倉氏がやっておられたのだが、どうにも転がれる面白い役どころだったな。派手な存在ではないのだが、演じようがいろいろありそう。
いろいろな困難を受け入れ、のみ込み、かつ何かの為に誰かの為に自分なりに奮闘する、だがしかしあまり器用ではない。そんな感じが衣装のダブつきによく現れていた事務局長。いわゆる良い人なのだろうな。俺は間違っても良い人ではないので、こういうタイプの人物の魅力が人一倍よく分かるつもりだ。「アメリカへ渡りなさい」という台詞があって、これを日常で言える日を心待ちにしているのだが、ま、そういう状況は俺の人生においては現れないだろう。
↓産経新聞に掲載された記事
https://www.sankei.com/article/20190330-TDPHKU4RMVLWNEPYZZKBYN4VXU/
なので次回は
ではでは。
]]>フジ系列ドラマ
2022年秋の特別編内の1話
その時期にしてはやたら暑い日に、都内湾岸地域タワマンのロビーでロケ。暑いなんてもんじゃなくて、その年初の熱中症注意情報が出された日ではなかったか。諸々支度を終えて控え室で待機してたちょうどその時、スタッフの方がカップアイス(いいやつ)を差し入れてくれたので俺もひとつ頂くことになったのだが、蓋をとって一口ペロッとしたところで「お待たせしましたー現場お願いしますー」のお声がけ。まったくこういう時に限って。待機時間、大抵はもて余しているのにな。アイス食べてるからちょっと待ってとも言えず、口元だけあれして急ぎ現場へ。無事終わって戻ってみると案の定溶けたアイスがそのままに。忙しいだろうAPの方に丁重に処分をお願いしたのだった。
非常に勝手なネーミングで恐縮なのだが「まつき劇団シリーズ」の一番最近のもの。冒頭ワンシーンだけの出演だったが、共演させて頂いて光栄とはこのことだ。それに奇妙は世代的にドンピシャなので一度は関わってみたかった。あの手の役割で顔のワンショットはなかなかぬいてくれないのだが、それがまつき劇団、頭が下がる。おかげさまで同世代の知人から見たよと結構言われた。
まつき監督は現場でも気を遣っていろいろ話しかけて下さるのだが、俺は撮影現場だとだいたい頭が混乱しているので(平常時もちょっとおかしいのだが)、きちんとお話できたためしがない。いっつもしどろもどろになってしまって申し訳ないと思っているのだ。一度氏と地下鉄でばったり会ったことがある。ものすごい偶然だ。
ワンシーンだけどカットは結構あったな。上から正面から横から、レールみたいなのもあった気がする。ワンシーン出演なんて楽勝じゃんと思われがちだが、これがなかなかに難しい。まず力の入れ具合が分からない。本番も何度も繰り返すが、自分でもかなりシュミレーションしてから臨むのでゲシュタルト崩壊を起こしてしまう。現場にいる時間が長かったり、日を跨いでたりするとそれなりに練れてくるもので、そういう日程で撮ったものとは明らかに違う。何と言うか固いのだ。もぎたての柿と言ったところか。
今回のドライリハーサル後の監督のオーダー、
「今のより1.7倍速でお願いします!」と。
面白い人である。
衣小合わせは湾岸スタジオへ。普通役者同士が被ることはないのだが、この時はスチール撮りの為Iさんがメイク中だった。リカぶりかな。絡んだことはないのだが、猫ニャーは好きだったので一方的に存じ上げているのだ。ほんの少しお話をさせて頂いた。
FODで観れると思います。
次回はどっちか。2枚つかんでしまった…
寒い日曜日。小雨もぱらつく。
静かな喫茶店にて。
ではでは。
]]>オーディオブック
2016年12月に収録。7年前か。
ちょうどラーメン小泉さんの年末SPのロケ中に諸々やりとりしていたのを覚えている。あー、思い出した。このロケで喫煙所を探すのが面倒になり、のぼうの収録で喉がつっかえる感じがあり、収録終わってそのまま下北にMCR観に行って打ち上げで飲み過ぎて、翌日えらい具合が悪くなって、ドトールかなんかで持っていたタバコを全部折って禁煙したんだった。この日だ。現在はタバコのようなそうでないようなものをたまに吸うのだが(それも白日の鴉以降)、血圧とコレステロール値がこの時を境にドカンと下がったままだ。
オーディオブックは書籍を音声作品にして販売する試みで、当初は実用書が多かったらしい。忙しいビジネスマンとかが通勤途中に聴いたりするのだとか。今はどうかな、小説とかそういうジャンルも増えたのかもしれない。実用書なんかは一人で済むけど、登場人物が多いと人件費が嵩むので大変なのではないかと余計なことを思ってみたりもする。
これ、今でも聴けると思う。よく晴れた日(なぜ天気を覚えているのだろう)、本郷付近の乱立する細いビルのひとつ、何階だかにオフィスがあってその内部に設けられた一人用の録音ブースで収録した。
膨大な量の脚本で自分が担当する役の台詞だけを頭から順に録ってゆく。たった一人なので共演者同士気を遣うこともなく、待ち時間もなく、これはいいんじゃないかとか思って臨んだのたが、あにはからんや、これがなかなかに難しかった。掛け合いがないので呼吸がうまくつかめない。相手の台詞の感じを想像して出してゆくしかないのだが、続けるうちに感情もよくつかめなくなってゆく。というか、どんどん進むので何が正解か判らなくなる。ボーッとしてくる。なるほどこれは声優領域かと思ったのだが、それにしてもちょっと特殊だったかな。吹替なんかも(やったことはないが)たぶんシーン毎に一斉でやるし、何より画という対象物がある。最初にNHKのオーディオドラマに参加した時違和感を感じなかったのは、全員でやるので基本的に舞台の本読みに近かったからなのだな。
何もない小さな四角い箱で、永遠自分の台詞だけを撮り続ける。なかなかである。慣れの問題もあるのだろうけど。
原作自体は読んでいた。俺が担当したメインはかぞうという農民で良い役だったな。その他所謂モブでいくつか担当した気がする。流石に長大な台本、普段やらないけど付箋で自分の出番に印をつけたものをとって置いたはずだが、いくら探してもない。整理してしまったのだろうか。残念。
https://audiobook.jp/product/235868
次回はこれ。
なんかわりと最近の多いな。
先日打ち合わせというか、ただの喫茶店ダベりなのだが、未来の話をしてきた。俺にとってこれが始まりなのか終点なのかちょっとよく分からないが、酔狂な挑戦であることは確かだ。なのでちょいとグラス酒。
いつかお知らせ出来る日が来ると思われます。
今しばらく…。
ではでは。
]]>『秘密』
連絡があったのが本番1週間前、稽古に合流したのは5日前であった。既に中野のスタジオで昼夜稽古をしていて、お昼に俺の出演するシーンの抜き中心、夜はもう何度も行われていたみたいだが通し稽古。堤ちゃんとかに立ち位置を教えてもらいながら台本を持ってうろうろ。俺以外のシーンはこの時にはもう完成していたように思う。
基本的には両親とその娘のお話、そこに親戚達が登場したりする。俺はその一家を何かと気にかけている隣人の役で、わずか2シーンだけの出演だったのだが、この役割は個人的にとても気に入っていて、ろくに稽古も出来ずに本番にのってしまった割には記憶が鮮明。これ言い方が難しいのだが、俺はどこへ行ってもわりと危機迫る状況と言うか、演劇的と言ってしまえばそれまでだけど、緊張感の高い役まわりが多い気がしていて、こういう日常と言うか、何気ない仕草や言葉の蓄積で人物の印象を形づくる役はあまりやってこなかったように思っているので、新鮮というか、とてもよい勉強をさせて頂いた。とにかく「お芝居」にしないよう気を配ったしそういう演出だった。前回出演した『病室』は基本的に病気という大前提があったので、静かではあったがそれ自体緊張感高かったから。それと、怪優佐藤さんとの夫婦というのが面白かったな。
石黒さんのインタビューかな、どこかで聞いたことがあるのだが、劇団普通は台詞劇と言うより「態度劇」なんじゃないかと。なるほど、言い得て妙だ。会話劇とは言え台詞に頼りすぎる芝居は最近とても幼く思える(自省も含めて)。我々老夫婦が娘と話をするシーンには驚くほどの間合いがあった。お互いニコニコしてはいるのだが何となく困っているような、何話していいか分からないような、それだけで、観てる方はそれぞれの関係性とか、いろんな想像が掻き立てられるのではなかろうか。もっと全然長くていいですよとのことだったが、俳優は間を怖がるものだ。
生活上の何気ない会話って変な間が多い。考えながら喋るからだ。ビジネスとか初対面だとそれを嫌うのでやたらテンポがよかったりするけど(ある意味演劇的)、実生活の場面ってもっと滅茶苦茶だ。劇空間をそれに近づけようとしてるなら劇団普通はとてもラジカルだと思う。いわゆる「普通」の芝居って声も聞き取りやすく動作も大きく、絶対に何かしらの大事件が起こることが前提。そのような既に普通ではないパッケージの中で日常の普通を貫こうとする。これは逆説だなぁと。劇団普通ってふつーじゃないんだよな。
アスパラの枝は切ったらダメだよと主人公(娘)にアドバイスする場面で、「あれはねもとからはっぱのほうにむかってえいようたくわえてるからね」という台詞を一息でかなり早口で喋ったのだが、一度だけうまく出来なくて噛んじゃってぐしゃぐしゃになったことあったな。茨城弁は基本早口で口をあまり開かないので、怒っているように、ぶっきらぼうに、時に何を言ってるのかわからない感があるとのことで、それを踏襲したつもりだった。あと、年寄りなので立つ時としゃがむ時の膝の感じに気を配った。それと動作の始まりのスピード、要するに身体へのケアというかそういうのが見てとれるとよいなと。立ち姿とかを変えてしまうと安っぽくなると個人的には思う。
わずかな関わりだったが楽しかった。
ずいぶん後になって出演出来なかった家田氏を含め飲み会があった。用松氏ともやっと飲めた。
白髪をつくるのに劇団普通は歯ブラシを使って白い粉のようなものを髪に混ぜこむ。いずれそんなことしなくても地毛で出来る日が来るのであろう。そうなったら是非また演じてみたいものである。
次回は、
あ、おう、了解です。
11月の小さなサーファーたち。飯岡浜。
ではでは。
22年4月王子小劇場で上演された劇団普通さんの公演。さすがに記憶に新しい、ついこの前だ。
この年の正月明けから実は身体を壊していた。生まれて初めての内視鏡、状態も悪く組織を切り取って生検。その検査結果を聞きに行く日がちょうどこの公演の初日明け、2日目のお昼であった。
残念ながらコロナに罹ってしまって降板された家田氏の代役で出演したのだが、小屋入りしてから初日までに再び関係者に罹患者が出たりして、とりわけこの2日目はてんやわんやだった。石黒さんの異常な疲労を纏った表情をよく覚えている。ほんとに大変だったと思う、頭が下がります。
なのだが、俺は俺でそういう状況だったので、この時は正直コロナどころではなかったのだ。自分で調べてみるに症状があの病気に酷似していたこともあって、もしその告知があったとしても、その日は夜の舞台に出なければならない。出来るかなぁ、のんびりした役なんだよなぁ、影がささなければいいなぁなどと気が気ではなかった。
今から思えば、あの病気だった場合は内視鏡やった時点である程度分かるはずなので、その心配はなかったはずだけど、難病の可能性はあったし何しろこの公演前まではもちろん体調も悪かった。出演依頼が来る何日か前には湯治に行ったりしていた。
福島と茨城の間にあるその湯治宿が大変にいい感じで、かけ流しですらなく温泉が涌き出てるその上に岩風呂をつくって小屋を建てたという温泉マニア垂涎、後で知ったが全国的に有名なところだった。その昔戦国武将が立ったまま浸かれるようにと岩を削った跡がそのまま残っていたり、底の方の細いパイプから確かにぽこぽことお湯が涌き出ていたり。ぬるめの良泉でいつまでも入っていられたな。男女で入浴時間帯が分かれていたのだが、いつ入っても貸切状態。入り口の「男」「女」の暖簾が時間で自動に入れ替わるの面白かったな。ブーンて。電動で。
調子に乗って夕食の写真など撮っていたところを見ると、出掛けた時には体調はよくなっていた頃なのかな。ちょっとよく覚えていないが、左下のグラスはこれ酒じゃないのかい?おかしいじゃないかよ!元気じゃん。いやいや、食欲はあったんだよなぁ確か。
ああしまった…話が完全にそれてしまって湯治宿の紹介みたくなってしまったので、次回また続けます。
この時の体調のことだけ下記。
結果的に原因不明ということだった。ストレスが原因ということはあり得ますかと担当医に聞いたところ、否定は出来ませんとのこと。思い当たることは大有りだったのでやはりかという感じだったが、断定はできない。けど、であるとすればこの時、劇団とかそもそも芝居自体に関わるのは危険なのではないかなとも思ったが、事情が事情であるのでやらなければ!という思いが強く、本番5日前の夕刻、PCR検査を終え急ぎ中野の稽古スタジオに向かったのである。
不思議なものだ。事実この公演を境にぐんぐんと体調はよくなっていったのだ。
また。
]]>2015年放送のWOWOW製作ドラマ。
同年2月末ぐらいの撮影に参加している。
その少し前、2014年の晩秋に俳優事務所というものに初めて所属することになったのだが(現在いるところではない)、その年の暮れに早速大作映画とドラマの出演者オーディションに参加していて、そのドラマの方。大作で資金があって細部までこだわるような作品の場合、エキストラさんにお願いする役どころを俳優発注する場合があることなんぞつゆ知らず、オーディションで使用するテキスト(その作品の抜粋だったりするのだが)の役を、選考に通ればそのまま与えられるものだと思っていて比較的一生懸命に取り組んでいた。
ということで結果与えられた役は(芸能界の話なのでそういう感じの役が多かったのだが)、番組製作スタッフの照明係のその助手という、これはもはや役としてわざわざ存在しなくてもよいのではないかと思ったものだが、否、作品作りの為には、大きな意味合いにおいては、やはり必要なのだろうな。台詞はおろかト書きにも特に登場しない。なんとなくこのシーンにいればいいのだろうなという感じであった。
の割に拘束は多く、緑山スタジオに何日かいた(これが初緑山だったか)。そうだ、町田に泊まったんだった。特に必要はなかったはずだけど、帰宅かホテル泊か選んでよいとのことだったのだ。資金が潤沢だったんだなぁ。小劇場の人たちも多かったので撮影終わりで町田駅前に飲みに繰り出したら、となりの席でスタッフの皆さんも飲んでいた。
横須賀の野比にも行っている。研修施設みたいなところの屋上で夜間撮影。夕方から入って終わったの深夜1時まわってたと思う。どうやって帰ったのかよく覚えていないが、ドラマのクライマックスの方のシーンなので随分こだわってたな。2カメで撮ってたけどとにかく待ち時間が長い。俺は確か照明の機材のような、なんか棒のようなものを持って走ったり大勢で揉み合ったりしてた覚えがある。全体的に記憶はぼんやりしているが、たいへん寒かったことを覚えている。はっきりと映ることもないだろうに、毎日きちんとメイクを施して頂いた。規模が大きかったんだなぁ。
結果端の方にちょろちょろと映っていたような気もするが、当時オンエアがどうであれあまり気にしていなかったような気がする。とにかく長く現場にいることで割と満足していたらしい。期間中食事に困ることはないし、下世話な話、拘束が多かったのでお給料もよかった。それだけで十分と思っていた節がある。俺のようなものが映像作品になんてまともに出演できるはずがないと、どこかで思っていたのだろう、隅の方に配置され何をやらされてもそれほど不愉快に感じることはなかったと記憶している(まぁ今も似たような心持ちではあるが)。ところが以降、この年の半ばにかけて状況がぐっと変わってゆき、良くも悪くも映像の現場にちょっと違った感慨を抱くことになるのだが、それはまた別の機会に。
次回はこれ。
出たー
何の関係もないが、古き良き喫茶店のナポリタン。
甘酸っぱい味。
ではでは。
]]>2014年5月に三鷹で上演されたパラドックス定数の舞台。
これはもうおにぎりだな。
客演で近藤さん生津さん堀さんが出演されていたのだが、劇中近藤さんと堀さんがおにぎりを食ってる芝居を間近に観ていたせいかその姿をよく覚えている。俺も食べたな。あれ、堀くんは食ってなかったかな、持ってただけだったか…いずれにせよおにぎりがよく似合う人だ。
稽古中に練習用にと、近藤さんと俺が食べる分を作ってったことがあったが、当時俺はぎゅーっと力一杯握るのがおにぎりだと思い込んでいて、「小野くんこれ固くて食えねーよ」と言われしょんぼりしたことを覚えている。いろいろ自炊はしていたけど、ことおにぎりに関してはどういう訳かこの時までふんわり握るという発想がなかったようなのだ。
当時劇団の運営的なことを担当していて、近藤さんの事務所さんとのいろいろな交渉や調整もしていた。キャスティングの打ち合わせでひとり三鷹にも行ったなぁ。三鷹の芸術文化センターは専用の稽古場を有していて今でこそ三鷹駅前だけど、当時は吉祥寺と三鷹の間にある恩賜公演の中にあった。テニスコートの管理事務所の中、駅からは遠かったけど、井の頭公演も近く緑が多いところで通うのは楽しかったな。
吉祥寺界隈、とにかく近藤さんとはよく飲んだ。何だかんだで奢ってもらったりしていろんな話を聞かせてくれた。ハーモニカ横丁でも飲んだな確か。ただ大勢で行った記憶があまりなく、いつも二人か、いてももう一人くらいだった気がする。近藤さん、初日本番直前にベルト壊してたっけ。「あ、壊れちゃったなぁ」と仰っておられた。
生津さんの役もすっとぼけてて面白かったな。けど自分の役割はあまりよく覚えていない。近藤さんとペアで警官役だったのだが、どんなやりとりがあったっけ。
いわゆる舞台の「雪」、紙吹雪をラストに降らせたな。きれいだったけど掃除が大変だった。
三鷹の広報用に撮影した宣材写真。みんな良い顔してるな。恵比寿か目黒がそのあたりのちょっといい喫茶店の会議室。五人の執事の写真と同じ場所だったと思う。なつかし。俺が着てるジャンバーはこの前の四兄弟の衣装だ。もう古くなって仕舞ってあったのだが当時は普通に着ていたんだなぁ。
感慨。
次回は
あったなー、あったあった。
ではまた。
]]>テレビ朝日系帯ドラマ
今はもうすっかり姿を消してしまった昼ドラマ。最後までやってたのが確かフジで、いったんすべてなくなった後、一時的にテレ朝で復活したことがあってそのうちのひとつ。とにかく放送回数が多いので帯(おび)ドラマと呼ばれたりもするらしいが、30分とNHKの朝ドラよりも1回の尺が長いので、主演やレギュラーキャスト、スタッフの大変さは推して知るべしとか。伝説のフジ『癒し屋キリコの約束』に続く2度目の昼ドラ。
放映は2017年の秋から年末。全60回。俺が出演したのはほんの1〜2回だったと思う。何話だったかはよく覚えていない。ほんの僅かな関わりだった。
緑山スタジオに収録に行っている。鶴川だのこどもの国だののあたり。初めてではなかったがここは遠い。駅からもバスでかなりある。東京都なのか神奈川県なのか判然としない。行きは小田急とバス、帰りはバスと東急なんとか線で帰ってきた記憶がある。東宝も東映もTMCもスタジオはどこも辺鄙なところにある。お車で行ける芸能人ご用達感が確かにある。
思い出してきた。徹子さん出演生放送のラジオドラマ収録現場のシーンだ。向田邦子先生の台本が遅く、既にオンエアが始まっているその回の最後のナレーション原稿が本番中に届くという修羅場。報道なんかだとよくある、たった今入ったニュースですがみたいな。テレビドラマがまだなかった時代、ラジオドラマは生が主流だったのかな。俺は原稿を待つディレクターの役。ヤキモキしつつ届いた原稿をつかんでダダッと現場へ。急いではいるが音を立てないようにそーっと進行役に紙を渡す。ギリギリ間に合って一堂ほっとする、そんなエピソードだったと思う。
役と言えるかどうか微妙でささやかな登場だったけど、やってて楽しかった覚えがある。だいぶ滑稽な動きで俺っぽいなと思ってみたり。ネット上ではたぶんどこにも存在しないので観ることは出来ないだろうと思われる。
どういう経緯で話が来たのかちょっと不明。監督のお一方は以前ワークスさんの実験映像製作でお世話になった方。で、もうお一方はキリコでお世話になった星田監督だった。きびしく愛情があり、そしてやはり厳しいことで有名な星田さんだが、覚えてて下さったようで何よりだった。監督を二人覚えてるということは2話に渡って出てたのか。星田さんがサービスでワンカット撮ってくれた記憶があるのだが、オンエアで残ってたのかどうかは覚えていない。星田監督、キリコの時に書くことになると思うけど、ドラマの監督さんでこういうタイプの方はたぶんもうおられないのではないかと思ったりする。
たまたま、ほんとに偶然に今、向田邦子のエッセイ「父の詫び状」を読んでいる。Kindleで。昔から寺内貫太郎や思い出トランプなんかは読んでたけど、あらためて上手な文章だなと思う。かつ洒落ている。このエッセイは子供時代の記憶の描写が秀逸。もっと時代が近くなってもっとくだけた感じだと群ようこになるかしら。ならないか。
読み返しはせず。
次回はこれです。
読めねえ…
これは確か顔合わせの時の写真がデータで残ってるはずだ。探してみよう。
にしても今日はしっかりした雨降り。
肌寒い。秋深し。
ではでは。
]]>放送が2016年7月で、収録は同年4月の中旬に行われている。NHKのオーディオドラマは土曜の夜の1時間ものの単発「FMシアター」と、ウィークデーの夜15分ずつ連続10回(たまに5回とか)やってる「青春アドベンチャー」、あとは日曜とかにやるシリーズものがあって、今現在も多分同じだと思う。これは50分もののFMシアター。半日本読みをして翌日丸1日かけて収録。オンエアからしばらくして新聞記事になっているのを見た記憶があり、いつだったか再放送もされている。好評だったのではないかと思われる。
収録の確か前々日にホタルイカにあたってえらい目に遭ったんだった。あわやである。当日のスケジュールを調べてみたら、収録が終わり次第生田だか向ヶ丘遊園だかに時代劇の衣裳合わせに向かっている。人形佐七捕物帖だ。そんなに忙しい日々ではなかったはずなので、偶然この日に重なっちゃったものと思われる。少し遅れてスタッフの皆様を待たせてしまい、しかもちょっと疲れてて挨拶とかフガフガしてたな。全部終わってほっとして帰り道にワークマンがあったので作業用の軍手を買って、マネージャーと喫茶店でアイスコーヒーを飲んだ。その店の暗めの照明と古い椅子の感じ。記憶って不思議だな。直接関係のない妙なことをずるずる思い出す。その衣裳合わせで生まれて初めてヅラをつけることになるのだが、ウサギやったあとにヅラかぶったんだなぁ。
そう、星降るはウサギの役だった。
主人公が20年ぶりに母校の小学校を訪れる話。とは言えそこはとっくに廃校になっていて現実には存在しないのだが、めくるめく不思議ワールドが展開されて再び卒業式が催され、心の奥底に眠っていたある負の記憶と改めて対峙することに。俺はその道中の案内人を勤める昔学校で飼われていたウサギのぴょん吉役。主人公が名付け親だ。
いわゆるキャラものだったのかもしれないが、自分的にあまり作った感はなかったように記憶している。なぜだろ。台本には自分のメモなのかダメ出しなのか今となっては分からないけどボールペンでかなりの注釈が書かれている。いろいろ考えたのかな、いろいろ注文があったのかな。収録中の演出とのやりとりとかそういう肝心なことはあまり覚えていない。まあ、そんなものなのかもしれない。オーディオドラマの台本はおそらく現在でも紙閉じの昔ながらのもの。ページのめくり方に神経を使うけど、あれがタブレットになったらつまらないだろうななどと個人的には思っている。ペーパーノイズが入っちゃうんだよねうまくやらないと。それはそれで技術のひとつなんだよな。一時期それも練習したことあったっけ。
共演のS氏とは三鷹で共演して以来久々会ったので本読み後に渋谷で呑んだ確か。台本読み返してみたらS氏演じるキノコの一団と道を譲れの通さないだのと言い争いになるシーンがあった。あれは面白かった。「やいキノコ!」なんて。やい!って絶対言わないよな。彼は器用な俳優なのでキノコうまかったな。キノコな感じがよく出ていました。はなまる。主人公役のSさんには初対面でウサギっぽいですねと言われた。髪型が短髪のツンツンだったのでそのせいかなと思っていたが、あれか、前歯の感じだったのか、と今思った。文学座の大先輩と昼飯ご一緒して、NHKの食堂のラーメンは意外にうまいことを教えてもらったのもこの時だ。ここの食堂にはランチ時間帯でも握り寿司があるんだよな。
かなりメルヘンだけど素敵な話だったと思う。
現在はネット上で聴くことはできないが、なんでも横浜にある放送ライブラリーとかなんとかに行くと聴けるらしい。知らなかった。オーディオドラマは完成パッケージをくれるけど、うちにCDを再生する装置がないので聴けず終い。
以上でございます。
いらんことばかり思い出す…
次回はこれ、バンっ!
難易度高めな…
帯びドラマにちょっと出たやつだ。調べてみよう。
ではでは。
]]>10月はまだ暑いと言われるようになるのだろうか。
暑さ寒さも彼岸過ぎまでとは一般的だが、暑さに関しては文化の日まで、なんてちょっと嫌だな。
先日車で御殿場から箱根に登ってみました。その日は箱根地方だけ豪雨暴風で、荒れまくってるすすきに恐怖を感じた仙石原、大涌谷に至っては停めた車ごとふき飛ばされるかと思う程の強風、車から降りるどころではなく、楽しみにしていた黒たまごも食べられず。しばらく停車していたんだけど、ほんとうに身に危険を感じ小涌谷から湯元へとゆっくり下る。ほっ。湯元は穏やかだった。お土産屋などをぶらつく。
幼少期から箱根には幾度となく足を運んでいるが、車で行ったのは初めてだな。全体にコンパクトな街なので、どこに行ってもそれほどの時間はかからない。何だかんだ言ってもよい観光地だと思う。個人的に湯元の駅の向かいの古い雑居ビルたちの眺めが好きだ。昔から全然変わらない。
しかしこんなに天気の悪い箱根は初めてだった。その昔強風でロープウェイが大涌谷で止まってしまって、そこから宿のある強羅まで山道を歩いて来たことがあった。女の子と一緒だったが泣き出してしもうて…それはそれは悲惨な道中だったが(若かったなぁ)、この間の天候はもっとひどかったな。
良い思い出もしんどい思い出もたくさんつまった箱根。今度行く時はどんな感じでどう生きてるのかな。
お土産に寄せ木ポストカードを。寄せ木好き。
それで、最近旅と言うか、ちょくちょくあちこち出かけているのだが、ちょっと角度を変えて内面のと言うか、ここらで一度、関わった映像作品や音声作品、舞台作品を文章で整理してみようかと思ってみた次第であります。自分自身の備忘録と言うか整理整頓なので、他人様が読んでみてどうかはちょっとあれなのですが…
ただ、資料も記憶も紛失しているものもあるのですべては無理、ということで事務所のプロフィールに載っているものに限ろうかと思います。たぶん6割ぐらいかなと、だいぶ端折っているので。事務所のアレってこういう時の為にあるんだなぁ。
で、まったく公平に順不同にやりたくてアミダくじを作ろうと思ったのだが、あまりにめんどーなことに気づいて、短冊のようなものを作り、おみくじみたいにしてみました。約50枚くらい。
てきとーな入れ物がないので50円貯金箱に入れてやろうと思ったら、50円がいくら貯まっているのか気になって数え始める始末…全然進まん。
さっそく一枚引いてみる、最初から書きづらいものでないことを祈るばかりだ。
じゃんっ!
うぬぬ…なかなかおもしろい角度から来たな。
さて、これどのくらい時間がかかるのだろうかと思う。完遂出来ない気もする。自分にとってはある意味旅行。金はかからないが代わりの何かを消費しそう。
第1回目。いつになるか分かりませんが…。
2016年オンエアのオーディオドラマ。確か台本があったはず、読み返してみよう。
ではでは。
]]>鉄塔通過時にズウーンと沈むのがいいよなぁと思う。
ああ、吊られてる!吊られてますよ!っていう…
奥飛騨温泉郷に露天風呂があったので寄ってみる。掘っ立て着替え小屋があるだけの完全野天風呂で、山が一望できる素晴らしい温泉。ただ、曇ってはいたが大変に蒸し暑い日でございまして、もう少しよい時季に来たかったかな。夏場の露天風呂は危険だ。募金箱のような箱があって入湯料金は300円なり。
神岡という街に行ってみたくて延々山道を行く。絶景のドライブコースだが、前を行く車が宅配便のトラック、次いでバキュームカーなのでゆっくり進行。左側に美しい渓谷が広がっているものの、ちょいちょい減速したりするバキュームカーから目は逸らせない。一本道なので30分くらいずっと同じ車列。ダム、川、チラチラ見えるクロネコ、バキュームカーの尻を見続ける。
神岡はとても不思議な街だった。スーパーカミオカンデで有名だが、川を挟んで小さく静かな街並み。昔は鉱山で栄えたそうでなるほど、街の作り自体に趣がある。よいとこだなと思ったが鉄道がないので不便なのかもしれない。最先端の科学と、かつて栄えた名残のある街並み、不思議。写真は撮り忘れる。道の駅で素粒子の説明看板など眺める。
食堂で高山ラーメン。
道中の清流を思わせる澄んだスープ。
滝を連想させる細麺。
再び山道。一旦登ってどんどん下る。さすがに疲れてくる。マーチもお疲れ気味。夕刻、曇り、飛騨古川に着く。市役所の無料駐車場に停めて散策する。なるほどここはよいところだ、川沿いに古い街並みが展開している。
商店街なのだが景観の為かすべて同じ造りの家屋。民家かと思いきや精肉店だったりする。天井をぶち抜いた古民家風の酒屋もあった。
観光客はたまにすれ違う程度、とても静かだ。
ただぶらぶらする。
ふと素敵な喫茶店を発見、入ってみる。
奥に上がりがあったので座敷へ。
たいへんにくつろぐ。素敵な時間を頂く。
風鈴に縁側、扇風機。よいお店に出会えた。
ある程度の計画と、その狭間にできたほんの少しの偶然。人であれ、景色であれ、食べ物であれ。全てかびっしり計画通りだとつまらないし、逆に自由すぎると疲れてしまう。
高山までは20分くらい、車を返す。
いそいそと呑みに出掛けるも目当てのお店は観光客で満員。もともと店はあまり多くない。前情報なしで高級そうな構えのお店に入ってみる。
当たり。カウンターで呑んでたら他にお客がいなくなってしまったので、東北出身のおかみさんといろいろ話す。ホタルイカ沖漬にとんちゃん焼き。ここでも山車というお酒を頂く。これ激辛ですよね、唐辛子のお酒みたいと言ったら、そうですかぁ?と淡白に返される。
ぶらり旅をしていると、とりわけ夕方にふと不安になることがある。それは寂しいということではなくて、基本自由だからなのだと思う。予定はあれどそんなの全部反古にしたところで困るのは自分だけだ。
何をしてもどこに行ってもよいのだ。
何をしてもどこに行ってもよいというのは幸せか否か、人によるのか、あるいは状況によってなのかしらん。
旅。別に遠くでなくても観光地でなくてもよいのだ。あの夕方の寂寥感の正体を知りたくて、また出掛けてゆく。
来週はオール車で行ってみよっか。
ではまた。
]]>もうずっと何年も、楽器ではなくても、何かしら芸事は、ある時までに絶対に完成させなければならなかったんですよね。台本があればそれを期日までに覚えて表現して、自他共に満足できる状態までもっていって(出来てるかどうかはまあ別にして)と。もちろん仕事というのはそういうものだし、そういう物事は発表の締め切りがあるから上達もするのだろうけど、ウクレレを勝手にひとりでやっていて、無意識にそういう強迫観念にとらわれてしまってるのはちょっと尋常じゃなくて、気付いてびっくりしました。
ということでその日は焼酎なんぞ呑みながらのんびりぽろぽろとやってみる。だんだん指がもつれてちゃんと弾けなくなってくるのだが、それもまた楽しかったと、ある日の回想。
楽しんでやるのがよいね。
また。
]]>良店に。
白海老の唐揚げ。
富山からの直送らしいが、これは造りで食べた方がよかったかもな。でもやっぱ白海老始め海産は富山に行くべきだったなとか贅沢なことを思ってみる。
飛騨牛串焼き。
串で売ってくれる店多し。
山車という日本酒を頂くも激辛口、旨かった。
山車の激辛話、以降お世話になる。
格安ホテルについていた小さな温泉浴場が意外に素敵で、朝な夕な入り浸る。入湯税はちゃんと払う。飲み過ぎることなくよき一泊目。
翌日。早起き。
高山朝市へ。
宮川沿いに展開されるそれっぽいやつら。
どうしても肘折の朝市を思い出してしまう。けど、こちらはこちらでなかなか素敵で朝から大にぎわいだ。
迷ったんだよね、イッケ480円飛騨牛寿司わさび醤油風味。ま、名物だな。おいし。
地元、喫煙可モーニング。
やたらちゃんとしてる。
少し歩く。格安レンタカー屋へ。
おすっ。格安レンタカー。
普通は出発前に空調を整えたりしてくれるはずだが皆無。キーをほらよって感じで渡されて、さながら西部劇とかトラック野郎の映画のワンシーンのよう。おす!行ってくるぜ任せときなよみたいな…
ドア開けた瞬間モワッとね…
日産マーチでいざ出発!
出発時間を自分で決められるのは贅沢。
山道でまあまあ奮闘してくれたマーチに感謝しつつ。
平湯を抜けて奥飛騨、西穂高口へ。
マーチよ、うーんマーチだな。上り坂では全然スピードが上がらん。4wdだったのは僥倖。
西穂高口。ロープウェイ終点で標高2000くらいか。我々は終点感満載だが、山登りの人たちはあくまでここが入口なり。
続はまた。
]]>いつも通過するばかりだったのだ。
快速で岐阜に向かう。距離的にはどうだろう、東京→船橋くらいなのかな、もっと近いか。快速とは言え速度が遅い(たまたまかな)、総武快速や外房線の唸りを思ってみたり。
尾張の一宮などを通って岐阜着。来てみたかった岐阜。この日、駅に隣接する施設でコスプレ大会が開催されていて圧倒される。駅から外に出なかったので、俺の中では岐阜と言えばコスプレ!ということになってしまった。
駅ビル食堂で冷しきしめんを食べたかったのだが、そんなものはなかった。何故だ!似てたので仕方なく冷麺を頂く。うまかったが盛岡を感じてしまう。まあ、そんなとこだろうなと。メインの具材の鶏胸チャーシューは名古屋コーチンだとか。美味。
1時間ほど駅をぶらぶらして、高山本線の鈍行に乗り込む。ここから3時間ほど電車に揺られることになる。特急ひだ号があるのでそんな殊勝な奴はいないと思うが、これは鈍行の旅なのだ。でも、今回は一瞬迷った。てっきりボックス席だと思っていたその2両編成は普通の向き合い席で、しかもすべての窓にシェードが下ろされていたことで、発車まで座って待っていたのだが、これじゃ通勤電車じゃないかよと思ったので。後発のひだはこの鈍行を追い越してゆく。旅先では判断をよく誤りがち、やはりと言うか何と言うか、後々トラブルに見舞われることになる。旅なんてそんなものだと思う。十中八九思い通りにはいかないのだ。
非電化のディーゼル車。飛騨太田を過ぎたあたりからは左右ものすごい山で旅情たっぷり。運転席の反対側のすぐ後ろの席に座って、前方を眺める。かつての山陰本線の旅、ボックス席に陣取り、進行方向右側に展開する日本海をずっと眺めていたのでついぞ首が左側を向けなくなった事件があったのだが、今回も結局は右を向いたままの行程が続いたので、例の如く首が右向きで固定されてしまう。この鈍行車窓旅にありがちな首固定問題は何とかせねばならない。右を向いたまま3時間って結構きついす。
とは言え日本有数の景観を誇る路線。下呂手前までは素晴らしかった。白川口付近橋梁。
プラストンネル。
ああ好き、鉄橋と、越えたところのトンネル。
後豪雨に。飛騨金山で運転見合わせ。その先の焼石という駅まで進んだものの、線路点検でだいたい1時間半ほど停車した。1時間半停車というのは結果であって、最中はいつ運転が再開するのか分からなかった。
ワンマンの運転手さんも時折出てきては乗客を気遣い懸命で。目的地を一人ずつ聞いて回っていたがあれは一体何だったのか。
焼石。とても印象に残っている。
自販機はある。そんなとこ。
せっかくなのでいろいろ考える。鈍行の旅は特急と違って(乗客数の少なさも相まって)、その土地の人たちの生活が垣間見える気がする。部活帰りかなと思われる高校生の集団、サンダル履きに首タオルのおっさん、買い物帰りのおばちゃん、お互いに大きな荷物を抱え一切口をきかないカップル。この焼石の駅で都心にいそうなフレグランスな女性も電車の遅れにプリプリしながら降りていった。彼らはこれからいったいどこに行くんだろうと考えてみる。想像してみる。へえ、こんなとこで降りたり乗ったりねぇと思うのは留学生の若者たちだ。地方の電車でよく遭遇する。日本のこれからのこととかも考えてみる。人から離れても結局は人を見に行っている。人の動向に思いを巡らせている。
電車は依然動かない。
だけど別によい。
楽しみにしていた下呂温泉に着いた時はもう日が暮れていて、何も見えなかったがおそらく素敵な温泉街なのだろう。そこから小一時間、高山着。真っ暗。
ホテルにチェックインしてから目当ての小料理屋にゆく。
まだやっていた。
高山駅。やりすぎじゃないかな、綺麗だった。
また、続。
]]>とりあえず西へ移動。
名古屋に降り立ったらもっと暑かった!
半端じゃないですよこっちは!呼吸が苦しかった…
こういう名物のあるところへ移動。
混ぜるとこうなります。
新幹線は仕事でもプライベートでもやっぱりドキドキするな。東京駅では入線前にホームにいたい。その昔、演劇の公演で会場と同時に入らないと気がすまなかったのを思い出す。あの30分好きだったなぁ…
猛暑は今週来週がピークかな。
皆様どうぞご自愛下さいませ。
ではでは。
]]>年々お見舞いという言葉が、慣例としてではなく、ほんとうにままの意味になってきてる気がします。
どうぞご自愛下さいませ。
奴、冷たいの。
ではでは。
]]>呑み屋の写真なぞ載っけてる場合ではなかった。
山女かぁ…。構成上の理由で出演シーンがだいぶカットになりまして、結果的にちょっとしか出てないことになってしまったのですが(もともとそれほどでもないのだが)、それはさておいても、クオリティーが高く、独特な雰囲気をもった作品だと思います。音が良いので、未見の方は映画館で是非。
昨年の東京国際映画祭、NHKBSの短縮ドラマ版を経て現在公開中。東京は渋谷ユーロ、銀座シネスイッチ、新宿のK's cinemaだったかな。詳細は下記。
https://www.yamaonna-movie.com/
しかしなぁ、東北弁もちゃんと勉強したんだがなぁ…
それもひっくるめて映画だなぁ…。
そして、20年ぶりに現場の控え所でお互いに衣装着た姿で会った彼は何も変わってなかった。
俺はどう見えたんだろ。
クランクアップ時に頂いたスチール写真より。
みんなで映ってる写真の方を載せたいが、承前になってしまうのでやむなし。
地元のスタバにて。
めったに行かないんだけど、先日カードを頂いたので。
ぽんさんありがとう。
では。
]]>これでまだ夏本番じゃないんだもんな。
でも今日は30℃は越えてたんじゃないかしら。
たまらず行きつけへ。
空いてるなぁ。
今日はカウンターのすみに押しやられることなく堂々とテーブル席へ。
谷中ー
タコー
もつ焼きセットー
40を過ぎてから断然瓶ビール派になる。
ひとりの時は生よりピッチが落ちるので贅沢な気分になるのである。
しかしだな、
集団との摩擦が絶えない。
これはすごいな、なにひとつとして噛み合わない。
しんどいなぁ。
ちょっともうむずかしいのかなぁ。
残念だなぁ。
もつ煮ー
梅サワーの梅エキスの瓶がいいなぁ。昭和だなー。
どんどん頼む。
水茄子刺だと。
飲み食いを載せてどうするとは思うけど、
たまにはいいやね。
気温も上昇。
俺の頭もだいぶ過熱している模様である。
ここは〆
次いってみよー。
またー。
]]>ご来場頂いた皆様、ありがとうございました!
関係者各位、今回も大変お世話になりました!
たくさんの差し入れ、お手紙なども嬉しゅうございました。
パラドックス定数の人々もいちいちビールを届けてくれてありがとう。
ひとまず終演のご報告と御礼まで。
ツイキャスを本日21時くらいからやる予定です。
よろしければお付き合い下さいませ。↓
https://twitcasting.tv/c:yutaka79/movie/762346177?r5121
ばらし後、誰もいなくなったスズナリ楽屋。
あんなに賑やかだったのにな…
]]>おかげさまで大きな事故もなく、順調に折り返しを迎えるところです。このブログから予約して下さった方々ありがとう!複数回予約もさくっと一度観も共にご感謝申し上げます。今週いっぱい下北のスズナリでやってますので、まだの方は是非!
チケット予約はこちら↓
https://www.quartet-online.net/ticket/sindara_final?m=0acaibh
差し入れ等も届いております。甘いもの、お豆類など、早速食べてうまいうまい!お手紙やメッセージもありがたく読ませてもらってます。お花もね!受付に飾ってくれました。いろいろありがとう。
例のやつは楽日明け月曜かな。21時頃?で計画中。
よろしければお付き合い下さい。↓
https://twitcasting.tv/c:yutaka79/movie/762346177?r5121
ではでは引き続きよろしくどうぞ。
]]>新緑の季節も終わりなのかな。
お元気でお過ごしでしょうか?
MCRは連休の終わり頃に稽古が始まって、現在はラスト付近の台本書き換え待ち。今日は最後のお休みでこれからは連日のリハーサルになる予定。そう、稽古って言うよりリハの方がしっくりくる。バンドのそれに近いのかもしれないと思ってみたりする。
その辺のところを含め久々のツイキャスを。
21日日曜の22時過ぎからやろうかと思っておりますが、リハの進行状況で出来るかどうかというところ。
曖昧でですみませんが…
急な暑さは身体にこたえるので
どうぞご自愛下さいませ。
髪を切り過ぎてしまった…
ではでは。
ツイキャスはこちら
↓
https://twitcasting.tv/c:yutaka79/movie/762346177?r5121
MCRチケットのご予約はこちら
↓
https://www.quartet-online.net/ticket/sindara_final?m=0acaibh
]]>本日から前売予約が始まりました。
各公演日当日の午前11時まで予約できるそうです。
チケットのご予約はこちらから↓
https://www.quartet-online.net/ticket/sindara_final?m=0acaibh
そういうのはこっそりと!という方は、
公式HPやツイッターから劇団の一般予約フォームをご利用下さいませ。↓
ここのリンクから先行予約して下さった方々ありがとうございました!なかなかに嬉しいものでございます。そういうのはこっそりと!だった皆様にも同様にご感謝申し上げます。
まだ諸々始まっておりませんが(短期集中型の劇団の為)、特典ともどもお楽しみにどうぞ!
引き続きチケット関連のお知らせでアレですが…
また近々。
ではでは。
]]>本日深夜、19日0時〜特別先行予約なるものが始まるそうです。料金などは一般予約と変わらない模様ですが、特典がもらえるそう。よろしければこの機会に是非どうぞ。
チケットのご予約はこちらから↓
https://www.quartet-online.net/ticket/sindara_final?om=bacaibg
先行25日までやってるみたいです。長い。
諸々は公式をご参照下さいませ↓
ぬけ男ってまだ公開されてるんだ。
久々HP見てびっくり。ちょうど10年前か…
以上取り急ぎですみませんが!
ではでは。
チケットの発売は4月26日からとのことなので、その頃にまたご案内致します。しばらくお待ち下さいませ。
5月26日(金)19時☆
27日(土)14時☆/18時☆
28日(日)14時
29日(月)19時
30日(火)19時
31日(水)14時☆/19時
6月1日(木)19時
2日(金)19時
3日(土)14時/18時
4日(日)14時
@下北沢ザ・スズナリ
前売3800円 ☆は300円引き
当日4500円
チラシデータをここに貼るとぼやけてしまう…
こんな感じです、モヤっとしててすみません…
ではまた。
]]>年齢的なものもあるのか、全体的なトーンを少し落とした状態で、もちろん熱量はあるんだけどそれを裏に秘めているような感じの芝居を、再び劇団でも出来たらよいなとか思ってみたり。過去作にはいくつかあったかな。なんかこの劇団、昔より芝居が元気になっているような気がします。それはそれでおもしろい傾向だからいいんだけど。
演説。最近芝居やっててよく思うのだけど(芝居じゃなくても思う)、はじめから大声で威圧してくる人の話ってたぶん誰も聞かない。それと、そういうことに慣れてないっていう役のバックボーンも影響してかの間合い、「間」は役者にとってとても怖いものですが、ひとさまの前で芝居させてもらうのだもの、そのくらいの負荷があってちょうどよいのではと思っていた。
脚本と4人の役者の個性がそれぞれ独立しているようで融合していて、やはり独立しているような、そんな舞台でした。
兄ちゃんと言えば。
今の時代から見た、消えゆく昭和の風情を想った歌でもあるのかな。別に参考にした訳ではないのですが、
ハンバートハンバートの「がんばれお兄ちゃん」。
弟と喧嘩をしても負けますが、
虫のことだけはやけに詳しいそう。
さて、一転MCRへ。
公演スケジュールがまだ出てないないのですが、詳細出次第ここでお知らせさせて頂きます。
しばらくお待ち下さいませ。
言わずと知れたパンク劇団、ご存知の方はもちろん、未見の方もこの機会に是非!
5月26日から6月4日まで、下北沢スズナリにて。
ではでは。
]]>諸々謝謝。
たくさんのコーヒーチケットやメッセージ、お手紙も頂きました。すべてきちんと届いております。また、このブログからチケットを予約して下さった方々もありがとうございます!把握させて頂いております。
複数回にわたって観劇して下さった方々、またSNSなどで盛り上げてくれた皆様、ほんとうにありがたく思っておりますが、さくっと一度だけ、静かにひっそりと楽しんで下さってる方々も多くおられると信じております。
同様にご感謝申し上げます。
コーヒーチケット、デコレーションっていうのかな、シールとか、なぜかパンダがゴロゴロしてるやつをペタペタと貼ってあるものが多くあって、重ねるとだいぶ分厚くなっております。こういうの女子力って言うのかな。違うか。
男性からも頂いてみたかったです(あったかも)。なんかマジックで「おもろかったで」とか「ヤバイっす」みたいな、「マジワケわからんす」みたいな…でっかい字で。
後日もう少しだけ書きますが、
今日はひとまず御礼まで。
ではでは。
↓本日よろしければご参加下さい。
20時くらいがいいかな。
https://twitcasting.tv/c:yutaka79/movie/762346177?r5121
『四兄弟』は無事3ステージを終えまして本日週明けの夜公演を迎えております。昨日一昨日はちょっと混んじゃったかな。この先金曜日までは明日の祝日を除いてゆったりとした客席となっております。もともと狭い空間であまりパンパンでも窮屈なので、それはそれでよいのかもしれん。
風姿花伝一階がみごとにカフェショップ兼おもちゃ屋さんに生まれ変わっていて(4年前は劇場のロビー脇の階段でやってたのだが)、差し入れのコーヒーチケットをはじめメッセージカードなど、様々届いております。恐縮です。
深いところまで受け取っていろいろ考えて下さるのもよし、単純になんかいろいろやってて楽しかったなと思って下さるのもよし、などと。
ではでは、引き続きよろしくお願い致します。
チケットのご予約はこちらから→
https://www.quartet-online.net/ticket/4kyodai?m=0adbafj
今日夜、例のアレ少し出来るかな…いやどうかな、出来たとしてもちょっと遅い時間になりそう…
ぽんさんへ
今日は紀伊国屋書店に行ってから劇場入りです。
ありがとね。
今月17日から目白シアター風姿花伝で上演される
パラドックス定数第48項『四兄弟』
出演します。
おかげさまで先行予約、一般予約ともにたくさんのご予約を頂いておりまして、現状土日の昼公演が完売となっております。これからご予約のお客様、恐れ入りますが18日、19日、25日昼、26日以外の公演回でご検討下さいますようお願い申し上げます。次いで21日祝日が残席10程度、平日はまだ余裕のある状態です。当日券に関しましては劇団制作までお問い合わせ下さいませ。
劇場の最大キャパシティが98席なのですが、感染症対策の関係で10席程度減らした客席となるようです。とても小さなところからの発信になりますが、小さいところでしか表現出来ないこともあるはずで…こういう場合大は小を兼ねないわけで(余談ですが俺は身体のサイズが小さいのでもともとこの格言にはあまり賛同できない)。
難しいようできちんとエンタメな、
軽快なようでいて奥ゆきのある重奏的な作品になるとよいなと思う。小さく身近な関係性と、大きく広い世界と…
上演時間は通し稽古がまだ行われておらずまだ分からないのですが、おそらく2時間程度かと思われます。いや、どうかな、意外に長いかもしれぬ。いや、短くなるかもしらん。10日か11日にはある程度判明するかと思います。とりわけ公演後の予定を検討中の皆様、あるいは遠方よりお越しで帰りのご心配のある方々、恐れ入ります今しばらくお待ち下さい。分かり次第この記事に追加でお知らせしたいと思っております。
寒暖を繰り返すこの時期、体調には気をつけたいものである。皆様もどうぞご自愛下さいませ。
それでは劇場でお待ちしております。
※追記1(3月5日)
ギリギリの感染症対策変更の影響で、各公演回10席程度増席される模様。上記完売回もご予約出来ます。
※追記2(3月11日)上演時間
1回目の通し稽古では1時間59分でした。
※追記3(3月14日)
本日無事全ての稽古を終えて明日より劇場に入ります。稽古場での最終通しでは1時間58分でした。
詳細はこちら→https://pdx-c.com/
チケットのご予約はこちら→https://www.quartet-online.net/ticket/4kyodai?m=0adbafj
2兎を追うものは云々と言うけれど、10兎追えば0.5兎くらいは獲られるかもしれぬ。
昨年中は大変お世話になりました。
静かで穏やかな新年を迎えられております。
おかげさまです。
ではまた。
]]>https://www.bs11.jp/drama/sp/koiha50/
珍しい方向性のものをお撮りになる。
俺はこれっぽっちも関わっておりませんが、ちょっとハッとしたもので。
役者もそうだけど、なにかひとつのコレってのもありだけど、連続して並べた時の幅の広さはいいですね。
意外性というか。
しかしBSの11ていうのは観たことないなぁ。
寒い、風。
(↓12月29日追記)
と思ったらYouTubeで無料公開されてた。すごい。
ドラマ『ブラッククロウズ』
の後編に出演させて頂きました。
お話は前後でつながってるので、
是非通しでご覧下さいませ!
13日(火)24時50分〜25時50分(前編)
20日(火)24時35分〜25時35分(後編)
フジテレビ系関東ローカル
関東エリアかつ深夜なので配信でも是非。
FODとたぶんTverでも。
Pのツイッターに↓
嬉しいですね。
https://twitter.com/yanagawayukiko/status/1599969739291652097?cxt=HHwWgsDTnYeAnrQsAAAA
ちょっと不思議な感じの役だったな。
ではでは。
(↓12月19日追記)
小関さんのツイッターに↓
よい写真。嬉しいですね、ありがとう。
https://twitter.com/yutakoseki/status/1604386562623803392?cxt=HHwWgMDQuYHF9sMsAAAA
放送は明日深夜です。
劇団普通さんの『秘密』が有料配信されるそうです。
5日19時にチケット発売で12日19時から開始、年末まで。
購入から4日間は視聴可能とか。
詳しくは恐れ入りますが、下記HPをご参照下さいませ。
カンフェティー→
http://confetti-web.com/himitsu
淡々とした芝居ですが、良作だと思います。
よろしければ是非!
12月になった訳だが、皆一様にもう年末かぁ早いもんだなぁと仰る。まだ12月かよおせーよという方にはなかなかお会いしない。
ではでは、また。
]]>『世にも奇妙な物語’22秋の特別編』
「コンシェルジュ」
冒頭に少し出演させて頂きました。
よろしければ是非!
11月12日(土)21時〜
フジテレビ系
https://www.fujitv.co.jp/kimyo/
見逃しはFODなど
知り合ってからもう10年になりますか。
まつき劇団の一員です、勝手に…。
ではでは。
]]>予告編→
公開は2023年とのことですが、今月末から開催される東京国際映画祭コンペティション部門にノミネートされ、先行上映されるそうです。チケットは15日発売開始、詳細は下記HPをご参照下さい。確か25日夜、28日夜、11月1日午前の計3回だったと思います。
東京国際公式→
に先立ってNHKBSプレミアムでドラマ版が17日21時〜放送されるそう。本編より25分短くなった短縮バージョンとのことで、ちょっとこちらに俺自身存在しているかどうかは不明なのですが…。
NHK公式→
https://www.nhk.jp/g/blog/qw43yjhgrkf8/
合わせましてよろしければ是非。
まさかの素晴らしかったこと、ちょっと残念だったこと、それぞれありますが、それは公開された時にでもまたあらためて。
ちなみに今年の東京国際映画祭、マクドナーの新作やるのね。日本公開は確か来年1月だったと思うのでこれはプレミア。ただ確か1回だけで21時〜とかだった気がするが…。皆上はさぞかし喜んでいることだろう。
ではでは。
こっそりと。
]]>ちょっと予想だにしなんだが、
ほんとにこの猛暑、お見舞申し上げます。
みなさまお元気でしょうか?
ちょうど今日ロケで。
屋外の撮影ではなかったけど、
現場までの徒歩中の景色、眩しくて暑くてスマホを上に向けるのも一苦労だったな。
衣小合わせが先週で、
今回は現場滞在時間2時間のお仕事。
放映はもうずーっと先だそう。
土地勘のある場所だったので、
終わってすぐとこういうことに。
早く帰れよって感じではあるが。
映像の現場の度に思うのですが、たくさん出ようとワンシーンだけであろうと、その大変さも仕事としての魅力も変わらない、と思う。と思いたい…
なかなか関われないシリーズのドラマ。多謝。
店では懐メロが…今、浪漫飛行…
から、ぎんぎらぎんにさりげなく…
ちょっと俺の世代でもないな。
どうぞご自愛下さいませ。
ではでは、また。
]]>ご来場頂いた皆さまありがとうございました!
また、備考欄でのチケットの扱い者指名などもお手数おかけしました。全て把握させて頂いております。
初めて稽古場に行ったのが確か本番5日前の金曜夜のことだったと思います(そのあたりの記憶が曖昧)。とにかく全体の雰囲気の邪魔にならぬようにと心がけたつもりですが、どうだったかな。
善意ということを少し考えたりしました。
ほんとに寝耳に水、思いもよらぬ出演でしたが、関係者の皆さまにも大変お世話になりました。
取り急ぎ御礼まで。
ではでは、また。
]]>来週20日(水)〜24日(日)
王子小劇場にて上演される
劇団普通「秘密」に出演します。
出演に至る経緯等詳細は、恐れ入りますが下記公式ホームページまたは劇団ツイッターをご参照下さい。
公式ホームページ→
チケットのご予約はこちら→
ご都合よろしければ是非ご来場下さいませ!
ではでは。
アーカイブ映像がYouTubeにアップされました。
リーディング→https://youtu.be/hv86uEFz8hw
ディスカッション→https://youtu.be/t3Cs0oeZKwE
ディスカッションと合わせて是非ご覧下さい!
ではでは。
]]>ご覧頂いた皆様ありがとうございました!
ディスカッション参加もお疲れ様でした。
ゲストの桑原さん、古川くん、演出のハセガワさんとは実に久しぶりの再会(10年以上か)になりまして、時が経って一緒にまた仕事できてとても嬉しく思っております。
みんなもうすっかり大人だな…
また、はじめましての関係者の皆様もお世話になりました。
武田氏の台本のブラッシュアップ企画ではありましたが、役者にとってもよい機会でした。用松氏との掛け合いもとても楽しかった。細かくはいろいろあると思うけど、基本的にはまっすぐでよい台本だと思った。
で、アーカイブ映像がリーディング部分ディスカッション部分、それぞれYouTubeに上がるそうです。少し先になりますがまたご案内しますので、是非観てみて下さい。
ではでは
取り急ぎ御礼まで。
]]>26日(土)15時半〜Zoomにて。
詳しくは下記サイトをご参照下さい。
http://www.jpwa.org/main/activity/reading-workshop/tokyo
台本冒頭部分はすでに公開されておりますが、2人芝居で尺的にもかなり短い作品です。
よろしければ是非ご参加下さい!
注意点としては先日の打ち合わせで指摘があった、服が出演者同士で被らないかという点なのですが、用松氏とおれがまったく同じ服だったらそれはそれでちょっとおもしろい事件なので是非そのままやりたいものではあるが、まあぶっつけでも90%以上の確率で色味含め被らないでしょう。在宅なので何かあればさっと着替えればよいだけだし。
では、当日に。
楽しみにしております!
で本のあれ。
亡くなってしまったかと思って再読。
この方の私小説は内用的に嫌悪感を抱く人もかなりおられるとは思うけど、このどうしようもなさを肯定も否定もせず、自尊も反省も感じさせない徹底した客観姿勢はなかなかだと思う。文章に不思議な透明感があって、それが主人公の諸悪行とつりあわない感じがおもしろい。日記の方は普通に破天荒な日々で読ませる。しかし晩酌(朝方から早朝の)缶ビール1本と宝焼酎1本ほぼ毎日空けるのは容易ではない。この日乗はシリーズになっていて、3年後くらいの日記ではその宝が1日半本になっていてやはりかと思っていた。
ではでは。
]]>どなたでも参加出来るようです。
よろしければ是非!
予約手続き等詳細はお手数ですが下記サイトを参照下さいませ。
http://www.jpwa.org/main/activity/reading-workshop/tokyo
近づきましたらまた。
また私的な本のあれ。
卍。いや、この系統はたぶん読んで来なかった。なんだかもの凄かった、大迫力。関西弁の女性の独白だからかな、独特のリズムで色があって読ませるなあ。しかしみんな全然信じられへん。結局語りの主人公だけ生き残るのおもしろい。お梅どんだっけ梅ちゃんだっけ、女中の、ちょっとしか出て来ないけどいい存在感、最後全部もってっちゃう。
2月に入ってまた一段と寒くなるのかな。
皆様もどうぞご自愛下さいませ。
ではでは。
]]>おそらくSNS的なもので新年のご挨拶的なものを載せるには最遅なタイミングかとは思いますが、
遅ればせながら。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
少しいろいろインプットをしたいと思って、手近でできることはやっぱり本だなって思って。
今年から一冊はかつて読んだような読んでないようなおぼろげな記憶の文学書を、加えてミステリーと雑学ものを一冊ずつの三冊をルーティンにしてみようかと。
ヘミングウェイの老人と海ってこんなにおもしろかったっけ。読んでなかったのかな。一人で漁に出て巨大な獲物との格闘と、捕獲したそれを狙って来るサメを撃退する、ただそれだけの話なんだけど面白いなぁ、強いなぁ負けないなぁじいさん。少年がかわいい、あんまり出てこないけど。
旅本はとうしても深夜特急を思い出してしまうのだけど、こちらはとてもライトだ。
月末から来月にかけて観に行きたい舞台がちらほら。関係者筋ではなく自分で観たいと思ってチケットとって行くの久々。ただ、いつもは開催する側の中止不安に苛まれている訳だけど、観客側も心配で不安なものですね。ましてや遠方からはるばるだといわんやおや。時世柄当日券でもいいかなと思ってたんだけど、応援もかねて前売り買っとこうかとも思っている。
無事に公演できるとよいな。ほんとにそう思う。
寒い日々です。
くれぐれもご自愛下さいませ。
そして俺はもう少し心と身体を休ませたし。
いろいろすみませんね。
ではでは。
]]>パラドックス定数『vitalsigns』は
おかげさまで無事全日程を終えることができました。
ご来場下さった多くの方々、関係者各位、
ありがとうございました。
さすがに面白い視点で、含蓄のある内容だったと思います。ただ、お話の展開も、個々のキャラクターの気持ちの流れも、設定も、少々の強引さがあったことは否めないかなとも思っています。それにともなって俳優の芝居も時に腕力というか力業に。でもそれが自由に、着想やイメージそのままを表現できる小劇場の良さでもあるなとは思っているのですが…。
ただ、自分がだんだんとそのあたりの強引さに相容れなさを感じるようになってきていて…それが何を意味するのかはこれから考えたいところです。
とは言えガチの会話劇で、課題も多く楽しく過ごせた2週間でした。台詞の端々から、あるいは俳優の仕草や表情のひとつひとつから、さまざまな感慨を持って頂けたら幸いです。
楽しみ方はひとつではないのでね。
楽日明けの早朝、都心の喫茶店でこれを書いているのですが、人が少なくなっていてびっくりしています。
もうみんなお休みなんだな。
ふと気がついたら年末。そんな感じです。
本年はお世話になりました。
また来年もよろしくお願い致します。
ではでは、よいお年を。
]]>おかげさまで本日最終日を迎えることができました。
現在スタンバイ中です。
まとめはまた別の機会にして。
年内あれこれのツイキャスを
29日(水)の21時くらいからやろうかと思います。
よろしければ是非ご参加下さいませ。
https://twitcasting.tv/c:yutaka79
ではでは。
]]>新宿御苑サンモールスタジオにて公演中です。
28日まで!
ツイキャスを、
とりあえず26日(日)20時くらいかなぁ。
よろしければご参加下さい。
作品内容をまだ知りたくない方には
あまりお勧めできませんが…
諸事情によりできなかったらすみません。
https://twitcasting.tv/c:yutaka79
ではでは。
17日(金)より新宿御苑前サンモールスタジオにて始まります。是非ご来場下さいませ。
現時点での客席状況は、
18日土曜のお昼と19日日曜が満席。概してマチネの公演が人気あるようです。24日のみスカスカになっております。
上演時間はスタジオ通し稽古の現状で1時間50分ほどですが、小屋入りして多少変わる可能性があります。が、大きく変わることはないと思われます。
当劇場はバリアフリー対応になっておらず、会場の入口など階段がそこかしこにありまして、昇降に難のある方々には大変ご迷惑をおかけします。ご不安のある場合は劇団制作までお問い合わせ下さい。
チケットのご予約はこちらから↓
https://www.quartet-online.net/ticket/vitalsigns?m=0adbafj
ご来場お待ちしております。
新宿御苑前駅から劇場までの道のりを下記に。
ご参考下さいませ。
最寄り駅の新宿御苑前駅は丸ノ内線特有のこういう構造になっておりまして、
新宿から四谷方面に向かうホームでは先頭に2番出口がありますが、反対のホームからは一度地下の通路を反対側に渡らなければなりません。
こちらが2番出口。
出口を出て左を向くとこのような風景。
すぐ先の交差点を左に曲がります。正官庄の看板が目印。
ファミマとかが左手に見えますがこのまままっすぐに進みます。
こういう商店街っぽい道ですがまだまっすぐに。
右側に薬のヒグチがありますがその先を右です。
角にはすき家が。これを右に曲がります。
少し歩くと右手に看板が見えてきます。自販機の手前が入り口になります。
入り口。
さらにその奥。
で、
作品の内容には直接関係ないのですが、
差別が完全になくなる(そんなことはあり得ないだろうげど)としたら、その先はどうなるんだろうと思ったりしました。自分以外のもの、他者を、完全に自分と同じだと、想像ではなくて、イマジンではなくて、実感として実際に。そうするとたぶん自分とその他を隔てる壁がなくなって、自分が唯一の個である必要がなくなるのかもしれない。それが進化だとして…
進化したもの、限りなく有用で汎用性のあるものは、だんだん似通った形になるという話を聞いたことがあります。なるほど確かにスマホはどこの国のものでもそれとわかる形をしている。
わたしとあなたの差がなくなる世界…
個性がなくなる世界。
人間は産まれるのもひとりで死ぬのもひとりなので
差別はなくならないのかもしれない。
そんなようなことを考えつつ。
ツイキャスは公演の終わりが近づいた頃にやろうかなとか思っていますが、うーん…どうだろうか。
やるとなったらまたお知らせします。
ではでは、劇場でお待ちしております。
]]>時間尺及び編集の都合で役そのものがカットになってしまったそうで、出演しておりません。
大きな出番ではありませんが、セリフも面白くきちんと撮影に臨んだだけに大変残念です。
というか、
とても怒っている
全部で3シーンの出演でした。1日現場におりました。若干のカットってのはままありますが、痕跡そのものが消されてしまうってのは聞いたことがありません。
なにやってんだよ
お知らせしてしまってほんとにすみません。
何卒ご容赦下さいませ。
ということで堀氏の8話、来週かな?
ご期待下さいませ。
よしなに。
]]>あいすみません。
東北から帰って以来じゃないか!
元気にしております。
パラドックス定数『vital signs』稽古中です。
公演まであとひと月くらいか、早いものです。
下記、今回共演の堀靖明氏とともに出演情報です。
わりと近々に撮ったやつです。
出演情報☆
現在放映中の連続ドラマ
『顔だけ先生』
フジテレビ系毎週土曜深夜
20日第7話に少しだけおのが
27日第8話に堀氏が
出演しております、のはずです。
とりわけ8話はMCR櫻井氏の脚本だそうで。
よろければ是非ご覧下さいませ。
https://www.tokai-tv.com/kaodakesensei/
ではまた、
公演近づきました頃に。
よしなに。
池袋…
なんかすご
]]>さ、東京さ戻っか。
車窓からの沈む夕陽と日本海。
岩のてっぺんに1本だけ木が!
由良あなご焼きなるものを食べました。
ぬたうなぎの一種らしい。
ぬたうなぎはうなぎでもあなごでもないらしい。
結局なんなのかよくわからなかったが、美味。
白い髭のようなものは軟骨というか骨というかそういうのみたい。
空が高い。
秋ですな。
]]>