5seconds終わってしまいました

5secondsは無事すべての公演を終えることが出来ました。関係者各位(非常に少人数ですが)、何よりご来場いただいた皆様、
改めまして御礼申し上げます。

ありがとうございました。

本来二人芝居なんてものはよっぽど人気のある俳優とか、美男美女であるとか、相当なキャリアのある大御所とか、そういう方達が担当されて然るべきものな筈ですが、我々のような輩がしゃしゃり出てきてしまって大変に恐縮であるなあと思っている次第です。

ただ役者としてずっと出番というのはやはり幸せなことで、一瞬一瞬を噛み締めるように舞台上にいさせて頂きました。

二人芝居というのは結構昔からいろいろ見ていて、三谷さんの作品はもちろん、野田秀樹さんと橋爪功さんの漫才みたいなやつとか、吉田日出子さんのジョンとジョーとか。会場も今はなき六本木自由劇場、渋谷ジャンジャン…

幕間のインターバルのような時間はイッセー尾形さんの一人舞台を思い出します。最初に見たときは衝撃でした。ああ、ここ見せちゃうんだ、と。衣装やメイク、髪型までネタ毎に変えるのでもっと本格的なものでしたが…休んでいるようでものすごく集中してるようなイッセーさんの表情を見てかっこいいなと思ったものです。


さて、5secondsですが、
稽古最初の野木演出で、コメディーという訳では決してないのだけど二人のズレが、ある意味でのおかしみを帯びたものになるのではないかっていうのがあって、なるほどなと思いました。冒頭のやりとりなどは見事に噛み合ってないんです。

個人的にはですが、二人の間のズレよりもまず、機長弁護士それぞれにこうありたい自分と言うかこうあるべき自分というのがあって、それと現実の自分との間の距離が、お互いの存在や意思によって大きく隔てられると、強烈なストレスを感じてそのズレを引き戻そうとする。その軌道修正みたいな行いが時に不毛で滑稽に見えることもあるのかもしれないと思っていました。

終盤の運航シュミレーションから始まる一連の告白は、語る方も受ける方もものすごいエネルギーが必要なシーンでした。改めて思ったのは衝撃的な事実を追体験するということは演技することの基本なんだなということ。あそこまで大きくドラマチックではないにせよ、演じるということはおそらく何らかの事象を追体験して伝達することに他ならないと思われるのです。客席の皆様の集中力を少しずつ頂きながら乗り切ることができました。
感謝です。

7年前に上演した時よりも、心情的にああ分かるなあというところも増えました。機長さん、病理を除くとずいぶんと視野の広い人なんですね。三つ編みも得意だし。

例によって全然まとまらずですが
この辺で失礼して。

本日よりNf3Nf6始まります!
がらりと雰囲気変わります。
風姿花伝是非とも観にいらして下さい!

僕はあひるなんちゃらへ。
こちらまた詳細などご案内させていただきます。

ご来場ありがとうございました。
何のお構いもしませんで。
ぺこり。


あ、角のカレー屋さんの
タイチャーハン弁当です。
千秋楽楽屋にて。うまかった!

ではまた。